スタッフブログ - 後見カテゴリのエントリ
皆さま、こんにちは。ライト・アドバイザーズの正城です。
暦上、立春とは言うものの、寒くてまだまだ春にはほど遠いような気がします。
昨日の2月3日は節分。
節分といえば、豆まきですが、最近は恵方巻も全国区になっていますね。
私は東京で生まれ育ったので、数年前まで恵方巻のことを全く知りませんでした↘↘
でもここ数年はちゃっかり毎年食べています
その上、ロールケーキも食べています(笑)
恵方巻は、なるとのような「ぐるぐる巻き」になっているので、
食べながらついつい、ロールケーキみたいだなぁ→食べたいなぁ・・・となってしまい、
翌日買って帰るというのが最近のパターンです!
季節に合わせた食べものは、何だかとっても楽しいですね♫♬
以前、後見のお仕事をしていたとき、被後見人の女性が入居している介護施設の献立表を
送っていただいていたのですが、やはり施設の食事にも恵方巻が登場していました〜〜
ただ、「咀嚼力の弱い方もいらっしゃるので、格好だけですが…」と施設の方はおっしゃっていましたが、
入居者の方にはとても喜ばれるそうです
私がお手伝いをさせていただいていた被後見人の女性は、食事を採ることができず、
胃に直接チューブをつなぎ、そこから栄養剤を投与していました。
献立表を見るたびに、いつかまたこのご飯が食べられるようになるかな・・・と思い、
回復を願っていたら、何と、何と、恵方巻の翌月、約1年半ぶりにプリンを召し上がったのです
ちょうど3年前の3月のことでした。
その直後に施設にお邪魔したら、甘いものが大好物とのことで、クッキーを召し上がっているところで、
「もうひとつもらおうかしら?」とヘルパーさんに話しかけていました
恵方巻を食べると、この出来事を思い出します。
後見の仕事は、10人10色。
法律で決められた、裁判所への財産等に関する報告など、定型の仕事はありますが、
その他は、被後見人の従前のご希望やそのご家族のご要望を聞きながら、仕事を進めていきます。
先例のないこともたくさんありますし、行政との折衝も発生します
あちこち駆け回ることも、もちろんあります。
でも、被後見人のために、こうできたらいいな、ああできたらいいな・・・
ということを形にできるのが、この仕事。
そこに大きなやりがいがあります。
被後見人の安心で快適な暮らしを守るために、今日も明日も頑張ります!!
最近、後見に関するご相談が増えています。
核家族化にともない、ご高齢者のみの世帯が増え、独立した子どもたちが、
その身を案じて、「何かできないか」と後見制度の利用を検討する
…といったケースが特に増えているように感じます。
ひとくちに「後見」といっても、実はいろいろな形態があります。
一般に「後見制度」と呼ばれている制度には、「後見」「保佐」「補助」の3つの「法定後見制度」と
「任意後見制度」が含まれています
まず、法定後見は、保護を受ける方の現在(申請時)の判断能力によって使い分けられます。
「後見」は、判断能力が常にない場合
「保佐」は、判断能力が著しく不十分である場合
「補助」は、判断能力が不十分である場合
そして、保護を受けられる内容は、この3つの形態に応じて、法律で定められています。
任意後見は、たくさんのバリエーションがあります。
かなり自由に使うことのできる制度なのですが、意外と知られていません。。。
基本形は、「現在は判断能力がある」けれども、将来判断能力がなくなってしまった場合に、
必要な保護を受けられるように契約を結んでおくというものです。
この時に、受けたい保護の内容は、自分で決めておくことができます。
これに加え、今も何かしてほしいことがあれば、「今お願いすること」も合せて契約し、
この部分についてのみ、先に保護を受けるようにすることもできますし、
他にも、いろいろな運用がなされています。
今、こういう状態で、「こういう風にしておきたい!」、「今すぐこうしたい!」という
ご要望がございましたら、ぜひご相談ください
「こんなことできる??」というお問い合わせもお気軽にどうぞ!!