スタッフブログ - 夏休みの思い出
こんにちは。ライト・アドバイザーズの川和です。
夏になると、ついついアイスクリームばかり食べてしまいます。
(アナタ夏だけじゃないでしょう!と、どこからか聞こえてきそうですが)
小さいころ、お小遣いで買えるものといえば、駄菓子屋さんのお菓子。
50円あれば、子どもにとっては十分☆
遠足で200円!となると心躍らせたものでした。
そんな子どもにとっては、アイスクリームは高級品(笑)
ガリガリくんやホームランバーは50円という、結構なお値段。
しかも、いつもの駄菓子屋さんではなく、これだけは、
当時真新しかったコンビニエンスストアでも買えたのです!
いくら「駄菓子屋さん」、「50円」といっても、
子どもがいつもお買い物をできるわけではありません。
子どもなりに、みんなで遊ぶ約束をして、
「夏休みの最初だから」 とか
「夏休みの最初だから」 とか
「みんなで学区内の端っこにある公園に行くの」 とか・・・
それぞれが家族を納得させて、家庭同士も連絡を取って、
ようやくOKがもらえるのです。
そうしてもらった50円を握りしめ、颯爽とアイスを買いに
コンビニへ行った子どもたち・・・
50円アイスをつかみ、緊張しつつもレジへ進むと
『51円です!!』
そう、この年に導入された消費税のため、50円では
アイスが買えなかったのです。
駄菓子屋さんは、消費税なし(内税になっていたのかもしれません)
だったので、お小遣いをくれた親も、気にしなかったのでしょう。
・・・ガックリ・・・
レジのお兄さんも気まずそう。
とそのとき、レジの横にいたおばさま(経営者の方だったのでしょうか)が
私たちに『お兄さーん』って言ってごらんと促すので、
声を合わせて『お兄さーん』というと、不足分の数円を払ってくれました。
子どもながら、申し訳ない気持ちと、アイスが手に入った嬉しさと、
複雑な気持ちでした。
そして、次の日、今度はみんなで1円を持って、
謝罪とお礼に行きました。
夏にコンビニへ行くと、不思議とこの時の記憶が鮮明に蘇ります。
この時、お買い物や税金、いろんなことについて学びました。
貴重な社会経験をさせてもらったことを、今でも感謝しています。
こんな風な温かい地域社会を、今度は大人として作っていかなければ
いけませんね
今日も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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